Etak協議会 オフィシャルサイト

Etakとは

  • TOP
  • Etakとは

広島大学大学院医歯薬保健学研究院二川教授が開発した、対象物に固定化し長時間「防菌」「防ウィルス作用」が持続する特許成分です。

「Etak」の物質名はOctadecyl dimethyl (3-triethoxysilylpropyl) ammonium chlorideであり、医療現場で皮膚や粘膜の消毒薬としても用いられている塩化ベンザルコニウムのような第四級アンモニウム塩をエトキシシランと合成して、色々な表面に消毒薬を固定化できるようにしたもの、つまり手軽に防菌・防ウィルス加工ができる化合物である。

  • 特許:第3834655「抗菌性材料、及びその製造方法」
  • 特許:第4830075「ケイ素含有化合物を含む抗菌剤組成物、並びに抗菌化方法、洗浄・洗口方法及び抗菌剤固定」
  • 特許:第4848484「抗菌剤水溶液及びその保存方法」
  • 特許:第4972743「洗浄剤組成物および洗浄方法」
二川浩樹

二川浩樹(にかわ・ひろき)

歯科医師 歯学博士 日本歯科補綴学会指導医 Infection Control Doctor
広島大学大学院医歯薬保健学研究院教授
<略歴>
1986年 広島大学歯学部卒業後、同大学大学院入学
1990年 歯学研究科修了、医学博士 歯学部付属病院を経て、
2012年 広島大学歯学部副学部長

専門・研究課題として、Candida albicansとカリエス、口腔内常在細菌叢とカリエスリスク、自然免疫とCandida、プロバイオティクスの口腔への応用、固定化防菌剤「Etak」の開発と防菌・防ウィルス加工、MR画像からの顎間接シミュレーションモデルの構築に取り組む。
主な業績として、虫歯菌の発育を防止し、防菌効果のあるロイテリ菌(乳酸菌)を発見し、ロイテリ菌を配合したヨーグルトの商品開発や、今回の固定化消毒成分でも多数の特許を取得。
著書は「義歯の洗浄」(2002年、デンタルダイヤモンド社から刊行)。

一般的な除菌剤との違い

一般的な除菌剤との違い

安全性について

「Etak」は口腔内の治療や洗浄に使用されている成分から生まれた、化粧品成分として国際的表示名称(INCI)に登録されている化合物ですので、どんな場所にも安心してお使いいただけます。

試験項目 試験結果
皮膚一次刺激性試験 無刺激性
皮膚感作性試験 陰性
変異原性試験 陰性
急性経口毒性試験 2,000mg/kg以上
眼刺激性試験 無刺激性
皮膚連続刺激性試験 無視できる程度
ヒトパッチテスト 安全品

Copyrights Etak協議会 All Rights Reserved.